2019/8/15

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高齢者の特徴

高齢者が「食べない!」 原因の探り方を紹介

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高齢者の方がこの頃「食欲がないようだ」「食べない」ということがあって心配になることはありませんか。「何が原因なんだろう」と考える時に、どんなことを観察していけばよいのでしょうか。高齢者の方が食べないと思うときの原因の探り方をご紹介します。

高齢者が食べない原因 5つのパターン

この頃、おばあちゃん食事を食べないのよ。一体なにが原因なのかしら?

まあねぇ、あんまり動かないし・・でも何か原因はあるのよねぇ

高齢になると活動量が少なくなることで、必要なエネルギーも少なくなっていきます。

しかし、今まで食べていた食事を残すことが多くなると、何かしらトラブルが発生していると言えます。

食べなくなる原因には主に5つのパターンが考えられます。

  1. 体のトラブル
  2. 生活のトラブル
  3. ストレス
  4. 薬の副作用
  5. 病気

これらのうち特定できない場合もありますが、一つずつ注意して観察することで解決できる場合もあります。

高齢者が食べないときの、原因を探る視点をご紹介していきます。

食べない原因が 体のトラブルにある

体のトラブルが原因で食べない場合には、次のようなことが考えられます。

  1. 歯やかむ力が原因の場合
  2. 飲み込む力が原因の場合
  3. 味覚の変化が原因の場合
  4. 消化機能が原因の場合

歯やかむ力が原因

入れ歯が合わなくなったり残された歯に虫歯などがあると、噛む力が弱くなり食べない原因になります。

観察の視点は、特定の物(硬いものや噛みにくいもの)を残していないかという点です。

飲み込む力が原因

高齢になると唾液の量が減って飲み込みにくい、飲み込む力が弱くなっていることが食べない原因になります。

観察の視点は、口の中に入れた食べ物をいつまでも飲み込もうとしない、むせることが多くなっていないかという点です。

味覚の変化が原因

味覚の変化は高齢に多い症状です。

何を食べても「味がしない」と感じることがあり、食べない原因になります。

観察の視点は、特定のもの(例えばお菓子などの甘い物)だけは食べるというような食事に偏りがないかという点です。

消化機能が原因

消化吸収の能力が低下すると、栄養素を吸収できず胃もたれの原因で食べなくなります。

観察の視点は、今までと違い下痢や便秘になっていないかという点です。

食べている時の様子や何を残しているか、それと排便の様子にも注意してみるわ。

食べない原因が 生活のトラブルにある

生活のトラブルで食べない原因には、さまざまありますが次のようなことが考えられます。

  1. 不規則な生活
  2. 活動量の不足
  3. 脱水
  4. 腹部の圧迫

 

不規則な生活

眠りは年齢を重ねると深く長くとることが難しくなります。

眠りが浅いために昼寝をして過ごすこともありますが、昼寝が長かったり眠っていても眠った気がしないなど、睡眠によって生活が不規則になりがちです。

このような生活は、自律神経の乱れで胃腸の不調や食欲不振の原因となります。

 

脱水

暑い夏は特にですが、一年を通して脱水には注意が必要です。

高齢者は皮膚に水分を溜めておくことが出来ず、体調の不良を招きやすくなります。

喉の渇きを感じにくかったり、夜間のトイレへ行く回数を気にして水分を摂りたがりませんが、50mlほどでもよいので小まめな水分補給で脱水を予防し、食欲減退を防いでいきます。

 

腹部の圧迫

高齢で背中が大きく丸くなった(円背)猫背の方がいますが、常に内臓が圧迫されています。

そのため内臓の働きが低下し便秘の状態が重なると、さらに内臓は圧迫され食べない原因になります。

 

活動量の不足

高齢になると活動量が減少し、場合によっては殆ど動くこともなく過ごしてしまいます。

活動量が少ないと、当然お腹もすかないわけですが、必要なカロリーを覚えておくと役に立ちます。

女性で70歳台以上の方の場合(身長150cm・体重45Kg)一日に必要なカロリーは1500カロリー程度です。

現在では、食事を写真に撮ってカロリーを測定できるアプリがあるので、目安にするとよいと思います。

 

写真を撮って食事のカロリーがわかるなんて便利ね。

高齢者が食べない原因はストレスにもある

高齢者は身体や生活の変化で多くの悩みを抱えています。

今の現状が望む状態になるためには、多くの活動量が必要になり思うような生活を送れなくなります。

今の現状と望む状態のギャップが大きければ大きいほど、悩みはストレスになっていきます。

食事に関していうと、食べることを強制されると強いストレスとなってしまうことがあります。

「せっかく作ってくれたのだから、食べなくては・・」と思えば、それもストレスになってしまいます。

「食べられないときは、残しても良いのよ」という一言で、徐々に回復することもあります。

食べて欲しいという介助者の気持ちを前面に出してしまうと、食べない原因になっていることもあるので注意しましょう。

確かにねぇ。おばあちゃんのために、あれこれ工夫するからどうしても食べて欲しいっていう気持ちになるものね。

薬の副作用が食べない原因になる

薬の変更によって食欲が減退する場合もあります。

 薬にはある程度の副作用がつきものです。

抗がん剤をはじめると「胸がムカムカして食べたくない」という状態になりやすく、薬の変更などには十分な注意が必要です。

薬が処方されると、薬剤情報が記載された用紙を渡されることが多くなりました。

副作用についても記載がありますので確かめましょう。

食欲が減退する病気には、認知症・がん・うつなどの病気があり、薬の関係も確かめ「食べたくない」という状態が続くときは、医師へ相談してみましょう。

まとめ

食べなくなる原因には主に5つのパターンが考えられます。

  1. 体のトラブル
  2. 生活のトラブル
  3. ストレス
  4. 薬の副作用
  5. 病気

原因は一つとは限らず限定することは大変難しいと思います。

しかし、毎日の生活で観察できるのは、家族や身の回りのお世話をする介護者です。

その変化の様子を捉えて改善を試み、食欲のない状態が続くときは医療関係者に繋げていきましょう。

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