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食べられない時の栄養補給!高齢者の食欲不振に栄養補助食品を使う

食欲ない人介護用品・サービス
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高齢者の食欲不振で、食べられないことがあると心配なものです。栄養補給をするために、栄養補助食品があります。一般にクッキータイプが多いのですが、高齢者の方の食欲不振の時にはゼリーや飲料タイプがおすすめです。「何をつくっても食事を食べてもらえない」そんな時の高齢者向けの栄養補助食品を紹介します。

栄養補助食品の種類

食品である栄養補助食品には、成分・栄養・形状・味などざまざまな種類があります。

コンビニなどで出回っている栄養補助食品と言えば、カロリーメイトやソイジョイなどのクッキータイプの食品ですが、高齢者の方には飲み込みが悪いために、食べて頂くことができません。

介護施設でも多く使われているのが、ゼリータイプと飲料タイプの種類です。

大きく分けて2種類のタイプがあります。

・総合的に栄養を補給するタイプ(少量で高カロリーのエネルギーを補給)
・特定の栄養を補給するタイプ(好き嫌いの多い方の不足な栄養を補給)

総合的に栄養を補給する

高齢者の方で食欲不振の状態で気になるのが、エネルギーの補給です。

ご飯も食べない、好きだった魚や肉も食べない状態が続くと、痩せてしまうのが気になります。

そんな時には、少量で高カロリーが摂取できる栄養補助食品を選びましょう。

特定の栄養を補給する

好き嫌いの多い方には、特定の栄養を補給する栄養補助食品があります。

タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、不足しがちな栄養素が多く含まれる商品があります。

栄養補助食品の選び方

食欲不振の高齢者におすすめなのが、飲料タイプやゼリータイプの栄養補助食品です。

食事でほとんど食べられないような時には、無理に食事をすすめると食べる方もすすめる方もストレスになってしまいます。

食べられないような時は、飲料タイプをすすめましょう。

味も豊富に揃っていますので、あっさりした味の物からすすめていきます。

また、一般に販売されているものを白湯などを加え、味を薄くするのもよい方法です。

少しずつ食欲が出てきたら、違う味のものをすすめていきます。

1個につき200円前後の価格の物が多く販売されていますので、はじめに箱買いせずに、いろんな種類のものを試してみましょう。

栄養補助食品のメーカー5選

多くのメーカーが栄養補助食品を販売していますが、おすすめを紹介します。

おすすめのメーカー

明治「メイバランス」

森永乳業「クリニコ」

味の素「メディミル」ロイシンプラス

日清オイリオ「プロキュアZ」

ネスレ「アイソカルジェリーHC」

明治「メイバランス」シリーズ

ドラッグストアなどでよく見かけるのが、メイバランスです。

「バナナ味」と「ストロベリー」は、高齢者の方に人気があります。

甘い物好きな高齢者向けの「ミルクテイスト」シリーズは6種類、甘さを控えた「ヨーグルトテイスト」シリーズは4種類。

125㎖の内容量で200kcalと、ご飯1膳分のカロリーが含まれています。

介護施設の利用者の方に、すすめたところストロベリー味がとても気に入ったようで、食事は食べて頂けなくても、メイバランスは飲んでいただけました。

施設でも多く使われる ドリンク

メイバランスは、パックのドリンクもおすすめです。

食事の半量を食べられないときに使っているドリンクです。
いくらか食欲はあるけれど、いつもほどは食べられないそんな方におすすめ。

125㎖の内容量で200kcal。

食後のデザート感覚で飲んでいただけます。

むだなく使えるゼリータイプ

パウチ型の飲みやすいゼリーもあります。

1本のカロリーは200kcalあり、飲料タイプより飲みやすい気がします。

ゼリー状なので喉の通りがよく、食欲が減退している時には少し冷やした方が飲んでいただけました。
自分では飲みたくないけれど、口に運ばれるなら飲み込める
そのような状態の時に使っています。

キャップがあるので、すぐに保存ができ一日に1本ペースで使っていたこともあります。

食欲がなくてもアイスはイケる

メイバランスの中でも、おすすめがアイスです。

栄養補助食品は、カロリーや栄養素を凝縮するために少し個性のある味になっています。

メイバランスも好んで飲んでいただける方もいますが、
味を変えてもダメだった方もいます。
そのような方も、アイスなら美味しくいただくことができました。

私の孫が高熱を出した時に、「おいしい!」と言うので食べさせていましたが、
注意書きに「高齢者向けの栄養アイスなので、小児が食べると亜鉛の過剰摂取になる恐れがある」とありましたので、ご注意くださいね。

一度食べていただくと分かりますが、おいしいんです。

メイバランスのシリーズは、ドラッグストアでも購入できますから簡単に手に入るのですが、アイスは置いていない店舗があります。

事前に置いてある店舗を確認しておくと良いでしょう。

また、ネットの購入も行えます。

森永乳業/クリニコ「エンジョイ」シリーズ

森永乳業グループの「クリニコ」で販売する商品はゼリー・飲料・粉末の種類があります。

ネットで購入できる価格を表示していますが、バラ売りの場合も送料が必要です。

薬局で購入すると商品到着まで1~2週間必要ですが、バラ売りや送料が無料になる場合もありますので、薬局にお問い合わせください。

ゼリ

エンジョイゼリー(10種)ハイカロリー・たんぱく質・鉄220円
エンジョイカップゼリー(6種)鉄・亜鉛・シールド乳酸菌136円
 ビタミンサポートゼリー(4種)上記全て183円
エンジョイ小さなハイカロリーゼリー(6種)たんぱく質・BCAA158円

飲料

エンジョイクリーミーハイカロリー・たんぱく質・鉄172円
リハたいむゼリーハイカロリー・たんぱく質・BCAA240円
レモンと乳酸菌の水分補給ゼリーシールド乳酸菌802円(6入)

味の素「メディミル」ロイシンプラス

一般的な栄養補助食品の飲料タイプは125㎖で200kcalを補給するものが多く販売されています。

しかし、食欲のない高齢者の方にはその量を飲み切るのは、少し難しい気がしていました。

ですから、2回くらいに分けて飲んでいただくことが多いのです。

「メディミル」ロイシンプラスは、内容量100㎖と飲みやすいサイズです。

食欲不振の時でも、100㎖は何とか1回で飲み切れる分量なんです。

ご飯が食べられなくても、これ1本を飲んでいただけると安心できます。

日清オイリオ「プロキュアZ」

 

先日、地元の薬局で見つけました。

「バナナ味」と「イチゴ味」の2種類しか置いていませんでしたが、豊富な7種類の中には「あずき味」や「ミルクキャラメル味」もあるみたいです。

内容量は125㎖で200kcalとスタンダードな感じです。

飲料タイプは多く出回っていますが、栄養補助食品で気になるのは「味」なんです。

はじめは飲んでいただけますが、飽きてしまうとすすまなくなってしまいます。

「これが大好き!」と言う商品が見つかるまでは、バラで購入していろんな「味」を試してみましょう。

ネスレ「アイソカルジェリーHC」

施設利用の高齢者の方で、「最近食欲がなくて・・」とご家族におはなししたところ、「アイソカルジェリーHC」を持参されました。

食欲不振と言うほどではなかったので、おやつの時間に提供しました。

66gで150kcalとおやつの時間に提供するのには、少し多めでしたがスルンと口の中に入って食べやすいようでした。

味は豊富な8種類

  1. とうふ味
  2. スイートポテト味
  3. あずき味
  4. チョコレート味
  5. 黒糖風味
  6. きな粉味
  7. コーヒー味
  8. レアチーズ味

好みもあると思いますが、この利用者の方は「あずき味」「黒糖風味」がお好きなようで、あっという間に食べてしまいました。

レアチーズ味もおいしそうなのですが、2.3口食べて止めてしまいました。

ご家族に購入ルートを伺うと、インターネットで購入したと話されていました。

食欲がない時に水分だけでも摂って欲しい

現在勤めている、有料老人ホームでよく使われているドリング。

食事が摂れなくても、水分の補給はして欲しいものです。

150㎖で50kcalしかありませんが、あっさりとした口当たりが飲みやすいようです。

レモン風味とりんご風味があります。よく使われているのはレモン風味。

栄養補助食品の購入方法

薬局やドラッグストアなどで購入できます。

ただ、種類が少なく品薄の場合もありますから、ネットで購入するのも方法です。

また、すぐに購入できるものに「甘酒」もあります。

高齢者の方には「甘酒」が好きな方が多いですよ。

スーパーやコンビニでも購入できますから、まずは「甘酒」から試してみるのもよい方法だと思います。

栄養補給の相談先

食欲不振の状態が続いて心配な時は、主治医や病院の管理栄養士に相談してみましょう。

ホームドクターが診療所やクリニックなどの場合は、管理栄養士は在籍していないのが殆どなので、お住いの保健センターに行って相談することもできます。

栄養補助食品は一般食品ですが、一日に何個も食べたりすると過剰摂取にもなりかねませんから、注意書きもよく読んでおきましょう。

さいごに

熱はないのに食欲がなくなっている時は、疲れていることもありますし、病気が隠れていることもあります。

2.3日食欲がないこともありますが、そんな時は栄養補助食品を利用して様子を見ましょう。

定期受診では、いつから食欲がないのかや体温などの体の調子を伝えて相談します。

適切に伝えないと、薬が増えるばかりですから注意していきたいですね。

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