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車椅子を折りたたみコンパクトにしたい 車に積める車椅子

車椅子介護用品・サービス
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高齢者の方で足腰が弱り始め歩くことが大変になると、車椅子の購入を検討すると思います。車に積めるコンパクトな車椅子は、介助者にもやさしい車椅子と言えます。多くの車椅子を使用する介護士だからわかる便利な機能などもご紹介します。

あると便利な車椅子

介護が必須となった状態でしたら、車椅子の利用は介護保険も適用されます。

介護保険での車椅子の利用は、要介護2以上の方が該当しレンタルで利用できます。
(車椅子のレンタルは、2022年4月1以降、要介護1から要介護2へ変更されました)

それほどの重度ではないけれど・・・あると便利なのが車椅子。

外出の時の疲労感を軽減

ご自宅で移動するのであれば腰掛ける椅子を、必要な所に用意すると問題ありませんが、病院や買い物といった外出先ではそうはいきません。

高齢になればなるほど、移動の時の体力が必要になります。

「通院の後は2.3日疲れる」高齢者からそんな話がよく出ます。

そんな疲労感を軽減できるのが、車椅子の利用です。

外出の時に使いたい車椅子は、やはり車への積み込みが簡単なコンパクトなもの。

軽量であれば、車への積み込みも負担なく出来ます。

車に乗せるのが大変

一般の車椅子の外装サイズは全幅62cm×全高88cm×全長104cm程度のものが多く、重量はスチール製のもので約18Kg 前後が多いでしょう。

軽量な車椅子であれば、積み込みも楽に行えます。

また、車に乗せる場合に問題になるのが大きさです。

車椅子は座面を畳んで幅を小さくすることができますが、背もたれ部分は折りたたみできるものと出来ないものがあります。

ご自分で操作するタイプの自走式は、タイヤの直径が約60cmほどありますから高さを60cm以下にすることは出来ませんが、背もたれ部分を折りたたむことで90㎝ほどある高さコンパクトにすることができます。

背もたれの部分を折りたたむことでコンパクトになり、後部座席のリアシートを倒すと軽自動車でも十分に車椅子を積むことができます

置く場所にはある程度スペースが必要

外装サイズは全幅62cm×全高88cm×全長104cm程度の車椅子の場合、座面を折りたたんでも全幅30cm程が必要になります。

玄関に置く場合30cmの幅と、車椅子の後輪から足を乗せる台(フットサポート)までの104cm程度の長さが必要です。

足台の部分を取り外せるタイプのものですと、長さは短くなり収納しやすくなります。

コンパクトな車椅子の選び方

ご自分で車椅子を操作できる場合で、主に外出先での使用をお考えであれば、車に積めるコンパクトな車椅子をおススメします。

できるなら、その後に体調不良があっても使えるような機能があると、何台も買い替えずにすみます。

「自走式」は自分で移動ができる

高齢になって足腰が弱くなっても、腕や手の力は概ね維持てきています。

使える腕の部分を使って車椅子を自走できれば、ご家族とお買い物に行ったときでも、ご自分で移動して別行動ができ「あそこにある、○○が見たい」というような選択肢を増やすことができます。

自走式であっても手押し部分やブレーキがありますから、介助量が多くなっても使うことができます。

最初から介助用を購入してしまうと、介助用はご自分で操作することができないので、自走用をおススメします。

画像引用元:介護用品卸センター

「超」軽量は長く使えないかも・・

車の出し入れや、階段を上がって玄関まで行くときに、「超軽量だといいなぁ」と思います。

超軽量タイプ6㎏程度のものもあります。

安全性に配慮されているとは思いますが、軽量である分必要最低限の機能だけが使われていると考えて良いと思います。

肘あての下に横ずれしないためのガード(アームサポート)が一般にはありますが、その重さをなくしベルトで固定することによって軽量をカバーしているものもあります。

体幹が十分に保てる方であれば良いのですが、長く使うことを考えるといつか買い替えが必要になります。

軽量でも12㎏前後のものであれば、機能が十分に備わっているものが多いようです。

車椅子の「折りたたみ」などのいろんな機能

介護施設では、施設自体にある車椅子やご本人のものだから使ってほしいと希望がある車椅子など、様々な種類の車椅子を利用します。

安全性は保障つきなのですが、使い方によってはちょっと残念な車椅子があるので紹介します。

やっぱり背もたれは、折りたためた方がいい

外出するとき軽自動車で気軽に出かけるためには、背もたれが折りたためると出し入れも簡単。

女性の介助者でも無理なく行えます。

折りたためない車椅子は、手押しハンドルの部分を車のあちこちにぶつけてしまいます。

自走式は運動にも使える

車椅子の足台の部分(フットサポート)を上げておくと、足を蹴り込みながら前に進んだり出来ます。

介助式ですと蹴り込みしかできませんが、疲れたときは腕を使い通常の自走式として使いながら、長い距離を移動でき運動になります。

足台が外せると洗面台にグ~ンと近づける

ご家庭の洗面台のタイプでは、洗面台の下に扉があって、車椅子を近づけることができません。

排泄後の手洗いも水道の蛇口が遠くて苦労します。

軽量タイプで、この足台を外せるものもありますが、価格的に高価になります。

この足台なければいいのにと思いますが、移動のときには使う部分なので必要なパーツです。

パンクしないタイヤ

近年の車椅子は、空気を入れないゴム発砲ウレタン使用のタイヤになっています。

パンクをした車椅子は、移動のときに振動が大きくとても不快になります。

旧式のものはよく空気が抜けてしまい、メンテナンスが大変です。

介護士がおすすめ!折りたためる車椅子

介護士がおすすめする車椅子は、折りたためてコンパクト重量は12Kg で軽自動車にも積むことができます。

パンクの心配も不要です。

女性でも、10Kg の米袋が持てる方なら、車の積み込みなども簡単に行えます。


残念ながらサイドガードを上げたり、フットサポートを取り外すことは出来ません。


操作方法が紹介されている動画がありましたので、ご覧ください。

まとめ

。軽量でコンパクトな車椅子を選ぶポイントは

  • 背あてのシート部分は高さが、一般の40cmはあるもの
  • タイヤは空気入れが不必要なもの
  • 介助が必要になった時のために、手押し部分に介助者ようのブレーキがあるもの
  • 車椅子の重量が12Kg 前後であるもの。

車椅子の種類は、自走式・介助式・リクライニング式(背もたれを倒せるタイプ)の3種類があります。

今回は、自走式をおススメしましたが、お使いになる方の身体状況も考えながら選んでいきましょう。

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