2019/8/15

スポンサーリンク

介護サービス

スロープで車椅子の段差を解消

投稿日:

スポンサーリンク


スロープで段差解消

車椅子を使うようになって、介助者が困るのが段差です。公共施設や病院には出入口になだらかな勾配のスロープが用意されていますが、自宅ではそうはいきません。スロープで車椅子の段差を解消し、外出を楽しくしたいものです。スロープを使わない介助方法からスロープをレンタルするときのポイントなどをまとめてみました。

車椅子を使うとき問題になる段差

上がりかまちの高さ

上がりかまちとは、玄関のたたき(コンクリートの部分)と廊下になるフローリングとの段差のことです。

玄関には土間(家の中だけれど、地面のままになった所)があり、昔は玄関先に腰かけてから家に入っていました。高さにすると30㎝くらいもあります。

現在は、玄関もフラットになっているバリアフリーの住宅もありますし、ほどんどは15cm前後のかまちが多いでしょう。

最大の問題⁉ 玄関ポーチの段差だけ?

車椅子で外出するときに、最大の問題になるのは玄関ポーチの段差です。

敷地が高台にあるとさらに段差が多くなり、車椅子の移動を困難にさせてしまいます。

玄関ポーチが小さい場合は方向変換を、ポーチ階段下のスペースで行います。

介助用車椅子でも1.5m×1.5mあると自在に方向を変えることができます。

介助方法で段差を乗りきる

車椅子のテッピングレバーを利用する

車椅子で小さな段差を乗り越えるために使うのが、テッピングレバー(前輪昇降バー)です。介助者の足元の付近に左右に付いています。

テッピングレバーを介助者が踏んで、前輪を上げることで小さい段差や溝などを乗り越えることができます。

テッピングレバーの基本操作

  • 前輪が段差の所についたら
  • テッピングレバーを踏んで
  • グリップを手前下に引く(介助者の体に近づける)
  • 前輪を段差の上に乗り上げる
  • 少し前進して後輪を段差に近づける
  • 後輪だけを進めるように前に押しながら
  • グリップを持ち上げる

後輪を持ち上げるとき、グリップを持ち上げる力だけで段差を乗り切ろうとすると、力が必要になります。

後輪を段差に添うように密着させながら、グリップを持ち上げると介助者に負担なく行うことができます。

テッピングレバーを操作する時に注意すること

障害物の高さが1cm以上あるとき

テッピングレバーは1cm以上ある障害物のときに使います。それ以下の場合は、前輪を押し付けて通常と同じく移動できます。

しかし、高さがありますので、車椅子に乗る方には衝撃がありますからゆっくり移動しましょう。

4cm以下の溝幅があるとき

溝がある場合も段差になります。4cm以下の幅であれば問題なく通ることができます。

くるぶしの高さ(9cm)の段差・・高齢者には難しい

6cm以上の段差でテッピングレバーを踏み込んで操作すると、車椅子に乗る方の衝撃が強くなります。

介助する方が高齢である場合は、かなりの負荷がかかりますから危険が伴い注意が必要です。

介助方法だけでは限界がある

玄関の上がりかまちが30cm以上あるようなお宅で、スロープなしで車椅子を上げていたことがありますがとても危険でした。

2人いれば車椅子の前後を持ち上げて、段差を乗り切ることができるのですが、安全な方法とはいえません。

自走用は後輪の直径が約60cmほどありますから、玄関にブロックを置いて段差解消していました。

今では段差を解消するスロープが介護保険の給付対象にもなっているので、そんな危ないことをしている介助者はいないと思いますが、昔はホントにあった怖い話です。

介護者が知っておきたい知識

スロープはリースできる

スロープは介護保険を利用して借りることができます。レンタルできるスロープは、折りたたみ式の簡易的なものです。

材質はアルミや金属などで、形は一枚板や、2本のレールを車輪の幅に合わせるタイプがあります。

ケアマネージャーさんに相談すると、ご自宅にあったタイプのスロープを見つけてくれます。

どうせなら購入したいと、お考えの方に知っておきたいポイントを紹介しましょう。

スロープの長さ 理想は段差の12倍の長さ

傾斜角度  5度が理想的(1/12)

自走用の車椅子で、ほぼ自走できる傾斜です。

30cmの段差の場合    30㎝×12倍=360cm  3.6mにもなります。

理想的な傾斜ではありますが、敷地の関係など実質的ではありません。

傾斜角度 15度はギリギリ介助できる(1/4)

急な勾配にはなりますが、介助者に押し上げる力があれば問題ありません。

30cmの段差の場合    30㎝×4倍=120cm  1.2mになります。

傾斜角度 10度は楽に介助できる(1/6)

30cmの段差の場合    30㎝×6倍=180cm  1.8mになります。

介助するときに楽にできる傾斜が10度です。基本的な長さと言えます。

購入するとき気を付けたいこと

今まで見てきたスロープの多くは1枚板の2m長さのものです。あまりスロープの長さが短いと傾斜があり過ぎて、介助が大変です。

高価だからと少し短いスロープを購入するぐらいなら、やっぱりレンタルして安全に使える方が良いと思います。

スマートスロープ CA-S200 長さ200cm 幅69.5cm 約11kg 【車椅子 スロープ】段差解消 折りたたみスロープ/軽量スロープ/車いすスロープ/段差解消スロープ 車椅子 スロープ 滑り止め アルポリック 段差 ランダル コーポレーション【メーカー直送品】【送料無料】

価格:101,520円
(2018/12/11 17:42時点)
感想(0件)

まとめ

今回は外出のためのスロープについて見てみました。透析などの通院が必要な方には、あると便利な福祉用具ですので、チェックしておきましょう。

また、室内で使える段差解消用具もたくさんありますので、必要に応じて使っていきましょう。

車椅子を折りたたみコンパクトにしたい 車に積める車椅子
スポンサーリンク

-介護サービス
-

Copyright© 認知症 介護の窓から明日が見える , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.