2019/8/15

スポンサーリンク

高齢者の特徴

一人暮らしの老人をそっと見守りたい 認知症を発症させないその秘訣

投稿日:

スポンサーリンク


一人暮らしの老人

核家族の時代背景により一人暮らしの老人が増えました。独居高齢者の悲しいニュースも多くある時代です。遠方に住む年老いた親を心配しない子供はいないものです。同居を進めるのがいいのか、このまま一人にさせていいのか悩むところですが、急激な環境の変化は認知症を発症させてしまう可能性もあります。そんな遠方の親を見守るシステムはないものでしょうか。

遠方に住む両親や祖父母

核家族はいつから

平成の時代も終わりを告げようとしています。大正・昭和・平成の時代を生き抜いた老人たち。大家族で生きてきた現在の後期高齢者の方たちは、今の核家族の変化で行き場を失っているといっても過言ではありません。

昭和中期以降から核家族の世帯数が右肩あがりに増えはじめている現状です。厚生労働省の国民生活基礎調査では、2009年には一世帯あたりの平均人数が2.51人となり、夫婦と子供が一人いるかいないかの家族構成になっています。

家族が会いに行けるのは年に数回

結婚した子供たちが近郊に住む場合は、両親や祖父母の世話をしながら通うこともできます。しかし、同じ県内でも1時間も掛けて移動するようでは、そう頻繁に行くことができません。

老人たちに生活があるのと同じように、若い世代にも生活があるためです。仕事がある場合では、休日を利用して様子を見に行ったり必要な買い物をしますが、子供たち自身の休息のときがなくなります。

県外であれば、実家に帰るのは年に数回です。場合によっては、数年に1回かもしれません。

環境の変化の弊害

老人は環境の変化を好まない

そんな両親を心配するため、子供である私たちは同居することを勧めるでしょう。風邪を引いていないか、ケガをしていないか心配ですし、掃除もままならないため家事援助もしたいと思うものです。

両親が双方健在の場合は、それでもなんとか暮らせるだろうと思います。しかし、一人暮らしになると心配はいっそう増してしまいます。

80歳以上となると、お風呂に入るのも一苦労ですし買い物もままなりません。それでも、子供との同居を嫌がる場合は、子供へ気兼ねしているかもしれません。

また、今まで生活してきた環境を変えたくない、ということも一因になっているでしょう。

ケンカをしながらも、ご近所さんとの付き合いがあれば、お菓子の一つも持って出かけるのが楽しみになっていることもあります。

そこには、老人同士でなければ共感できない会話も多くあるのだろうと思います。

高齢になると動作もゆっくりですし、疲れやすいため何事も休み休み行うことが多くなります。ですから、遠方から我が子がやってきて、うれしい反面とても疲れるようです。

一人暮らしの老人には、その人なりの生活が出来上がっていますから、自分のペースにあった生活を送りたいと思うのは当然のことだと思います。

安易に遠方の親と同居するとどうなる

遠方の親を心配するため安易に同居を行った場合、どのようになるでしょう。家族と生活できるわけですから、親も子供も安心です。

しかし、生活が落ち着きはじめると、少しずつ生活パターンのずれにお互いが苦労するようになります。

食事一つとっても、食事の献立、時間、食形態など違いを感じ始めます。同じ環境で育てらても、すべてが同じにはならないのです。

そして、親子ケンカをするようなことも出てきます。私たち子どもは、ケンカすれば頭にきて買い物に出かけることも出来ますが、年老いて近隣の地理もよくわからない親はどうなるのでしょうか。

ケガや病気などで急に同居する場合は、そのようなことを考える余裕もありませんが、なんとか一人でも生活できて親が望まないのであれば、生活を変えないのが良いと思います。

介護士が知る認知症の進行

今の生活スタイルが「生きるエネルギー」になる

私の祖母は、遠方から娘である母のいる家族の近隣に住み始め今でいう認知症になりました。

母はそのことを悔いているようでした。だからでしょうか、祖母と同じ年齢になった母は、遠方に住む私の所へ同居するのを嫌がります。嫌がるというより、遠慮しているという方がいいかもしれません。

心配ではありますが、祖母の経緯もあるので無理やり連れてくることは出来ません。

実家へ帰ることができるのは、年に1回程度です。私にも生活や仕事があり、頻繁に行くことができません。

そして、無理に同居を促すことは止めました。私は介護職をしていますが、同じパターンで祖母と同じように環境を変えたために、認知症を発症する方が多くいるのを知っているからです。

私の祖母もそうでしたが、老人にとって大きな環境の変化はとてもよくないのだと思います。良かれと思うことが、裏目に出てしまう悲しい現実があります。

「一人で暮らしたい」の希望を叶える

同居することを勧めなくなりましたが、「何かあったら一緒に暮らそうね」とは常々言っています。それが、母の励みにもなっているようです。

一人で暮らして「その場で何かあっても後悔しない」という母です。倒れて救急隊が来た時でも「延命処置しないで下さい」と書いた短冊まで飾っています。

まあ、救急隊がきて蘇生しないわけはないのですが、それを望んでいると書き残したいのでしょう。

そんなことが親子の間で話ができていますので、自宅で最期を迎える場合やケガをして娘と同居した場合など、ストレートに話ができます。

それでも、やはり親のことなので心配は心配です。実家に戻った時は、向かい三軒両隣まで、折り菓子を持ってあいさつに行きます。

一度、電話をかけて通じないことがありました。次の日になっても電話がつながらず、お隣の方に電話をかけて安否確認をしたこともありました。

原因は単に、電話の配線が外れていただけでした。そのことがあってから、携帯を持ってもらうようにしました。しかし、90歳にもなろう老人が、若者のようにすぐに対応できるわけもなく、メールの返信が来ないこともあります。

自宅にカメラを設置するなどの方法や、セキュリティを入れる方法も考えましたが、本人がとても嫌がりました。

カメラを自宅に入れるとまるで監視されているようですし、何かあって警備の方が訪問すれば、ご近所の噂話にもなってしまいます。

今回、そんな方のための「そっと見守れるサービス」を見つけたのでご紹介します。

電気の使用量から、生活ぶりをスマートフォンなどで確認できるようです。次回、実家に戻る時に母に勧めてみようと思っています。

スポンサーリンク

-高齢者の特徴
-

Copyright© 認知症 介護の窓から明日が見える , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.