介護の仕事に入職するときには、どんな靴を履いたらいいのか悩みます。また、介護の仕事をしていても、出勤しシューズに履き替えたとき、ダメダメのシューズを履くとテンションまで下がってしまいます。仕事に取り掛かるときのテンションを上げるためにも、介護用のサンダルである靴選びは重要です。靴の悩みから適切な靴の選び方を紹介します。
介護職の靴選びの3つの悩み
介護職にとって靴選びはとても重要です。アイテムでもある靴を選ぶときに、どんなことに悩んでいるのでしょう。3つのパターンから見ていきます。
入職する時の悩み
- 靴が指定されていない
- スニーカーで良いと言われた ひも付きじゃないほうか良い?
- つま先の隠れるもの?と指示がある
特に避けたい靴については、入職時に指導がありますが、靴の種類などの直接的な指導がないことがほとんどです。
経験者であれば見当もつきますが、未経験者ですと「じゃぁなに履けばいいの?」と悩むことがあります。
歩くことが多い仕事の悩み
- ボロボロになる
- 蒸れてしまう
- 足が疲れてしまう
- ペタペタ・キュキュッと足音がする
- 靴を脱いだり履いたりする動作が多い
同じ介護の仕事でも、訪問介護では靴の悩みはありませんが、施設関係の介護職は、一日の大半を靴を履いて仕事を行います。
靴にほころびがあったり音がする状態の靴を履いて、仕事に取り掛かるときチョットため息がでたりします。
どんな靴があるのかわからない
- どんな靴を選んだらいいのかわからない
- スリッポンはNG?
- クロックスやサンダル系で良いの?
履きやすい靴、心地の良い靴を選びたいけど、どんな靴があるのかわからない場合もあります。
靴選びの2つのポイント
機能で選ぶ靴のポイント
- 歩きやすいもの
- 軽いもの
- 滑りづらいもの
- 足に力を入れやすいもの
- 汚れても洗いやすいもの
- 脱ぎ履きがしやすいもの
靴のかかとの部分のカーブが、自分の足に食い込んだりすき間がないものを選びましょう。かかとが合わないと、靴擦れの原因になりますし体重が最もかかる部分なので、サイズに合ったものを選ぶのが重要なポイントです。
開口部分が広い靴は、脱ぎ履きしやすいのですが、脱ぎ履きを重視しすぎると、かかとが抜けてしまい動きにくかったり疲れやすくなります。
避けたい靴のポイント
- 靴ひもがないもの
- サンダル・クロックスは避ける
靴ひものある靴は、ひもを踏むなどして危険があり介護の現場では、使用するとことはほとんどないと思います。
サンダルやクロックスは脱ぎ履きはしやすいのですが、靴の中が滑りやすく不要な力を入れてしまい、足にタコや魚の目を作る原因となります。
職場に適した靴選び
介護現場で使われる靴の種類
- スリッポン(ひもや留め具の無い靴で 足をすべり込ませて履くシューズ)
- スニーカー(ひもがないスニーカー)
- ナースシューズ
大きな施設では、スリッポンが多く使われています。動きやすさや軽さ通気性にも優れていますので、歩く機会が多くても負担になりにくいです。
グループホームやデイサービスのような場所では、それほど遠く歩くことがないためかナースシューズを履いている方が多いです。
サンダルやクロックスはおススメできませんが、これも多く使われています。
職場の雰囲気や用途によっても違いますから、他の職員がどんなものを履いているのか参考にするのも良いと思います。
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まとめ
靴は介護職で働く自分の足を守る大切な道具です。靴底がすり減ったものを使ったり、サイズが合わないものを我慢して履いていると、足のトラブルになりますから注意しましょう。