
介護で夜勤をするときは、フロアを一人でやりくりするため大変です。しかし、寝静まったころには、ちょっとした時間ができます。そんな時間の暇つぶしってみんなどんなことをしているんでしょうか。おすすを紹介していきます。
やってらんない時の暇つぶしはコレ
夜間にコールが何度もなって対応したり、寝つけづにフロアに出てくる方の対応をすると、ほとほと疲れてしまいます。
しかし、仕事ですからしっかり対応しなければなりません。
ストレスをためない暇つぶし
そんなときに、ストレスをためない暇つぶしのおすすめを紹介します。
- 同僚にメールする
- 夜食を食べる
- 携帯でゲームをしたりテレビを見る
- ストレッチをする
- 漫画や本をよむ
- ワイヤレスのイヤホンで音楽を聴く
- 刺し子をする
同僚にメールする
ストレスが溜まる前に、状況を同僚に伝えてみましょう。
仲の良い同僚なら状況を分かってくれますから、ガンバレ~と応援メールがくるはず。
そうするともうひと頑張りできます。
夜食を食べる
施設の夕飯はだいたい5時過ぎぐらいと、早い夕食が殆どです。
9時頃になると小腹がすいてきますから、ちょっとした夜食を食べてみましょう。
おにぎりやパンなどの炭水化物は、太ってしまうのでそんな時は、ソイジョイなどの低GI食品がおすすめです。
携帯でゲームをしたりテレビを見る
ゲームをしたりテレビを見ていると、目がパチッリと覚めてきます。
あまり夢中になり過ぎて、仕事をしていることを忘れないようにしましょう。
ストレッチをする
介護の仕事は肉体労働であるわりに、筋肉の使う部分が決まっているので、肩こりや腰痛がつきものです。
手を高く挙げる・開脚してみる・背を反るなど日ごろ行わない動作をしてみましょう。
漫画や本を読む
好きな漫画や読みかけの本を持ち込んで、読書の時間にあてましょう。
ゲームだど夢中になり過ぎてしまいますが、漫画や本ならすぐに手を止めて利用者さんの対応をすることができます。
ワイヤレスのイヤホンで音楽を聴く
好きな音楽を聴いていると、気持ちが落ち着きます。
夜間は介護士が1人のところが多く、物音にも敏感になる必要があります。
ワイヤレスのイヤホンは移動もできますし、片方だけつけていれば音を察知することができます。
刺し子をする
布に刺繍する刺し子が話題。
図案の入った布は100均でも売っていて、簡単に始められます。
イライラしていても、刺し子をしていると集中して嫌なことを忘れます。
徐々に出来上がると、刺し子の作品を見て「ハァ~」と幸せな気分。
戦闘態勢に入る前に寝る
早朝覚醒する利用者さんがいると、朝の4時か5時頃には起床してきます。
夜勤の業務は起床介助がもっとも忙しい時間です。
夜勤の交代があるところでは、しっかり仮眠できますが、1人夜勤はそう行きません。
それでも、忙しくなる前に30分程度は仮眠してみましょう。
介護の夜勤だからできる委員会の仕事
会社で行う仕事は家に持ち帰らずに、会社で終わらせてしまいましょう。
委員会の仕事は、日中の業務の間では行えませんから、夜勤で終わらせてしまいうのが一番です。
行事委員・研修委員・事故対策委員
行事委員
誕生会・敬老の日・新年会・納涼会・・・などなど行事の度に計画書を提出して、備品の用意をするのですから大変です。
施設全体で行う行事は、委員が集まって概ねの計画を練りますが、その他に小物の作成や備品の準備を行う場合は、夜勤の間に終わらせてしまいましょう。
自宅に持ち帰って作業するのは、サービス残業するのと同じことですから、作業のボリュームがある時は、他のスタッフにも手伝ってもらいましょう。
研修委員
スタッフの勉強会をするための資料作りをします。
パワーポイントなど使うと見やすい資料になります。
会社のパソコンを使う場合は、上司に資料作成することを伝えておきましょう。
会社によっては、パソコンの検索内容を管理しているところもありますから、「ちょっとだけ」と関係のないサイトを開いていると、検索内容などを調べられて注意を受けます。
事故対策委員
ヒヤリハットや事故報告書は、誰でも一度は提出したことがあるとおもいます。
その内容を検証したり、事故内容をまとめたりするのが事故対策委員です。
資料は外部には持ち出せませんから、夜勤の間に仕上げてしまいましょう。
委員会の仕事がない時は、記録の見直し
申し送りを受けていても、どうしても伝え漏れがあるものです。
聞いていないだけでは、済まないこともあるので連絡ノートの確認や記録の見直しを行いましょう。
日中に記録を見返す余裕がない場合は、夜勤のときに記録を見直してみましょう。
自分が休みの時の記録を見ると、利用者さんの変化に気付くときもあります。
記録の見直しは、ご家族に手紙を書くときに役立ちます。
利用者さんのこの1ヶ月や2ヶ月の変化を、ご家族に伝えていきましょう。
夜勤の暇つぶしには介護の試験勉強だ!
介護の資格には介護福祉士・介護支援専門員・認知症ケア専門士・福祉住環境コーディネーター・レクリエーション介護士・ガイドヘルパーなどたくさんの資格があります。
休日に勉強する気でいても、時間の取れないこともあります。
集中して勉強をする期間を決めたら、夜勤の時にも勉強してみましょう。
手当てがつく介護の資格
介護の仕事をするなら、資格手当のつく資格を狙っていきましょう。
資格取得の条件に変更がありますから、資格要件を確認してみます。
介護福祉士
高校で福祉のカリキュラムを終えている方、福祉系の大学に進学した方、実務で3年以上の経験者などに受験資格があります。
ただし、平成28年度(第29回)国家試験からは実務経験が3年以上でも資格はなく、実務者研修を修了することが必須となりました。
介護支援専門員
2018年平成30年以降から介護福祉士試験の国家資格を取得した後、登録してから業務が5年かつ900日以上ある必要があります。
手当はつかないけれど、役に立つ資格
一般に手当てはつかないけれど、案外役にたつ資格も多くあります。
- 介護職員初任者研修
- 実務者研修
- 認知症ケア専門士
- 福祉住環境コーディネーター
- レクリエーション介護士
- ガイドヘルパー(障害をもつ人が外出する際に必要 )
- 介護食
おすすめは、介護職員初任者研修・実務者研修です。
介護をする上で基本的な学習をすることができます。
さいごに
介護の夜勤で一番つらいのは、夜中の1時を過ぎたころです。
いつもなら就寝している時間に、仕事をするわけですから身体的にも負担を伴います。
しかし、その時間を利用して出来ることもあるので、有効に使っていきましょう。